『東三河今昔【創作】物語集(29)【北河ケイコ編】』第6章
東三河の繁華街に現れた大魔人・ギルガメッシュが、謎の女性剣士・北河ケイコによって退治されるのを霊能探偵が目撃するの巻
第6章 MTSK(マジつまんねーもん斬っちまった)
神谷は女性剣士の前まで歩いていき、彼女に話しかけた。「私はこの街の霊能探偵で、神谷と申します。街の人々を救っていただいて、本当にありがとうございました。」
女性剣士は神谷に言った。
「私は北河ケイコと申します。まさかこんな場面で、この新しい剣の試し斬りをできるとは思いもしませんでした。」
ケイコはそう言うと、右手に持っていたロングソードの血を払い、布切れで拭ってきれいにした。
神谷は剣については詳しくないので、素直に質問した。
「すごい剣ですね。いわゆる名剣というやつですか?」
ケイコは彼に説明した。
「これは魔界の名工・ダイゴによるもの。彼は私のためにこれを制作し、ケイコの剣と名付けました。」
神谷は感心して言った。
「はぁ、すごいものなんですね。」
彼女は、数分前にはギルガメッシュだった灰の塊を見てつぶやいた。
「MTSK(マジつまんねーもん斬っちまった)・・・」
神谷は彼女に聞き返した。
「えっ・・・なんて言ったんですか?」
「いえ、なんでもありません。」
ケイコは微笑んでそう答えると、足早に去っていった。
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