『東三河今昔【創作】物語集(29)【北河ケイコ編】』第2章
東三河の繁華街に現れた大魔人・ギルガメッシュが、謎の女性剣士・北河ケイコによって退治されるのを霊能探偵が目撃するの巻
第2章 苦悩の本源
岡田の前に現れた女性はやがて、悪魔の姿に変化した。岡田は驚いて言った。「あっ・・・悪魔が・・・悪魔が現れた!」
悪魔は岡田に話しかけた。
「私は悪魔将軍。お前の心に呼び寄せられ、お前の願いを叶えに来たのだ。」
彼は夢でも見ているような感覚だった。
「これは夢なのか?あぁ、俺の苦悩が悪魔を呼び寄せてしまったのか!?」
悪魔将軍は岡田に言った。
「お前の苦悩の本源は何なのだ?」
岡田は自分の本心を素直に打ち明けた。
「悪魔よ。私は自分の人生を、これまでの生き方を後悔しているのだ。今まで真面目に振る舞ってきたが、本当はもっと破天荒な人生を望んでいたのだ。」
悪魔将軍が岡田に問いかけた。
「破天荒な人生とは、具体的にはどんなものだ?」
岡田は涙を流しながら説明した。
「街で手当たり次第にナンパして、普通に断られたり、冷たくバカにされたり、成功して舞い上がったり、美人局に遭ってボコボコにされたり、警察で担当の警察官に説教されたり、いろいろな風俗で遊んだり、誰にも褒められないけれど、苦にされることもなく、そういうふうに生きたかったんです・・・」
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