『東三河今昔【創作】物語集(31)【プリンセス天心編】』第4章
プリンセス天心の埋蔵金を探すトレジャーハンターと共に東三河の洞窟に踏み入った霊能探偵が、恐ろしいゴールドマンに殺されかけるの巻
第4章 プリンセス天心
金田と神谷はどんどん洞窟の奥へ歩いていった。金田は一生懸命に古地図を見ていた。神谷は金田に質問した。「その地図、当てになりますかね?ずいぶん古いもののようですが。」
金田は笑って神谷に答えた。
「ハハハッ。まぁ、宝探しなんてこんなものですよ。私はトレジャーハンターですから、いつもこんなことばかりしているんです。」
その時である。向こうから誰かが歩いてくる音が聞こえてきた。神谷は首を傾げて言った。
「こんな洞窟の中で、誰だろう・・・山の獣かな?」
金田が険しい表情で言った。
「まさか、魔獣が・・・」
歩いてきたのは美しい女性だった。なんと、あのプリンセス天心、その人であった。天心は微笑んで言った。
「勇気ある者たちよ。よくぞここまで、たどり着きました。」
プリンセス天心を見て、驚愕した金田が言った。
「なぜプリンセス天心がこんなところに・・・信じられない。」
神谷は冷静に言った。
「彼女はプリンセス天心ではありませんね。魔物が見せる幻影です。」
神谷が破邪の呪文を唱えると、プリンセス天心の幻影は消滅した。金田が興奮して言った。
「やった!やったぞっ!!我々はとうとう、プリンセス天心の埋蔵金にたどり着いたんだ!!!」
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