『東三河今昔【創作】物語集(31)【プリンセス天心編】』第5章
プリンセス天心の埋蔵金を探すトレジャーハンターと共に東三河の洞窟に踏み入った霊能探偵が、恐ろしいゴールドマンに殺されかけるの巻
第5章 ゴールドマン
神谷は相変わらず、冷静に言った。
「我々に幻影を見せた魔物がいるはずです。注意して進みましょう。」二人がそのまま歩き続けると、大きな巨岩に行き当たった。金田は相変わらず、興奮気味に言った。
「この巨岩はなんだろう?もしかして、埋蔵金の目印かもしれない!」
神谷は首を傾げて言った。
「なんだか妖しい雰囲気がするなぁ?」
神谷がそう言った瞬間、巨岩が二人に向かって倒れてきた。
「危ない!!」
二人はそれぞれ左右に跳んで逃げた。もう少しで、巨岩の下敷きになるところだった。
金田が神谷に声をかけた。
「神谷さん、大丈夫ですか!?」
神谷は金田に答えた。
「はい、大丈夫です。」
二人は気を取り直して、巨岩の方に目をやった。
ズッズザザザァアアアーーーー!!!
なんと、さきほどまで巨岩が鎮座していた地面から、黄金の巨人が現れた。神谷が驚いて叫んだ。
「大変だ!ゴールドマンだ!!」
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