『東三河今昔【創作】物語集(37)【アキコ様編】』第1章
お忍びで東三河を旅行中の春雨宮家アキコ様が魔人に誘拐され、霊能探偵に救出されるの巻
第1章 春雨宮家
今は昔、日本のロイヤルファミリー(皇室)に春雨宮家という宮家があった。春雨宮家の血筋には超能力者が多かった。
春雨宮家のアキコ様は、お忍びで東三河ののんほいパークに遊びに来ていた。
アキコ様の意向により、宮内庁の職員・宮田だけが随行を許されていた。
「宮田さん。東三河は野蛮なところだと聞き及んでおりましたが、案外よいとところですね。」
そうおっしゃるアキコ様に、宮田は静かに答えた。
「アキコ様。油断してはなりません。東三河は愛知県内で一番、風俗下劣な地域です。特に、東三河の男性はスケベでどうしようもないということです。十分に注意してください。」
アキコ様は少しあきれた様子でおっしゃった。
「宮田さんは本当に、心配性ですからね。でも、こうして一般の民の様子を見て学ぶことも大切なことです。」
アキコ様と宮田がそんなことを話している時に、大きな悲鳴が聞こえてきた。
「キャアアーーー!!」
宮田が驚いて言った。
「アキコ様!悲鳴が聞こえました。危険です、退避しましょう!!」
アキコ様は悠然とおっしゃった。
「魔物の妖気を感じます。私は春雨宮家の能力者です。こんな時こそ、この能力を活用し、民を守らなければなりません!」
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