『東三河今昔【創作】物語集(37)【アキコ様編】』第2章
お忍びで東三河を旅行中の春雨宮家アキコ様が魔人に誘拐され、霊能探偵に救出されるの巻
第2章 ミラクルガール
宮田は狼狽してアキコ様に言った。「いけません!またそんなことを・・・アキコ様がそんなことをする度に、私が厳しく叱責されるんですよ!!」
アキコ様は少し悲しげな表情でおっしゃった。
「宮田さんには、本当に申し訳ないんですけど・・・でも、民を惑わす魔物を見過ごすことはできません。心配しないでください。変身すれば、誰も私の正体に気付きはしないでしょう。」
アキコ様はそうおっしゃると、ミラクルガールに変身された。
ミラクルガールは、悲鳴が聞こえてきた方向に向かって走った。ものすごいスピードだ。
どうやら、色欲魔人・ディルド男爵が女性を物色しているようだ。
ミラクルガールは、ディルド男爵の前で立ち止まって言った。
「卑劣な魔人よ!女性に危害を加えるのはやめなさい!!」
ディルド男爵は余裕の態度で言い返した。
「ハハハッ!私はディルド男爵。ちょうどよいところに来た。私はお前のような女を探していたのだ!!」
「だまりなさいっ!!」
激昂したミラクルガールは、ディルド男爵にキックをくらわせた。
ズッバァアアーーーンッ!!!
しかし、ディルド男爵はびくともしなかった。
「フハハハッ!私は魔人だ。そんな攻撃は効かぬ!!」
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