オルタナティブ。
1 alternative
僕が初めて「alternative」という単語を知ったのは、高校生のときだと思う。
豆単という英語単語集で暗記したのだけれど、なんだか奇妙な語感の単語だなぁ感じたことを覚えている。
最近は、オルタナティブとカタカナで書いて多くの人が理解できるほど、一般的に使われているようである。
既存のものに代替する、主流ではないけれど、もう一つの選択肢というような意味で使われている。
2 人生に悩んだときに
僕はフリーランスを続けるために、次のような課題に対する結論を探し出すことを大義名分として設定した。
「学校や会社に行かないのなら、一体どのような人生を歩むことができるのだろうか。」(そして最後に個人事業主としての意地だけが残った。)
暫定的な結論ではあるけれど、僕たちが生きているこの社会がより自由で公正なものになるために、オルタナティブが必要なのだと思う。
3 オルタナティブ
既存の秩序を壊せと言いたい訳ではない。
既存の制度で生きられる人たちは、既存の制度で用意されているレールの上を走っていけばそれでよいと思う。
ただ、既存の制度で生きられない人たちが、オルタナティブを利用できるほどに自由で多様な社会であるべきだと思う。
オルタナティブの存在は、組織や社会の閉鎖性を緩和し、逆に当該組織や社会の健全性を保つのに役立つだろう。
4 具体的な選択肢
オルタナティブとして利用できる、具体的な選択肢にどのようなものがあるのか、そんなことを今後も考えていこうと思う。
僕は通信制の大学や大学院を利用したことがあるので、そういう選択肢に対して非常に肯定的な意見を持っている。
・人生と学歴、いつか熱は冷めて夢は進化する。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/09/blog-post_6.html通信教育に限らず、教育、キャリア、自己実現、生活、生き方、人生・・・、いろいろなオルタナティブがあって、それらが広く認知されているような社会がありうべき理想的な社会だろう。
既存の制度で幸せになれるのならそれに越したことはないけれど、オルタナティブを選んだ人たちが奇異の目で見られることのないような、先進的な社会、国であってほしいと思う。
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