ホメオスタシスとトランジスタシス。
1 電気の周波数
電気事業が始まった明治時代、東京ではドイツから50Hzの発電機を、大阪ではアメリカから60Hzの発電機を輸入したことが原因と言われている。
単純に考えれば、今からでもどちらかに統一した方が合理的なような気がするけれど、なかなか難しいらしい。
既存の施設や製品等、設備の改修にかかるコストやリスクが莫大だからだろう。
2 改革と抵抗勢力
よくよく考えてみると、電気の周波数を統一するのが難しいのと同じ理由で、解決できずに先送りされてしまう問題は世の中にたくさんある。改革のコストやリスクが大きければ、既得権者によって簡単に阻止されてしまう。
イノベーションは程度の差こそあれ、必然的に破壊的なのである。
・コモディティ化する世界と破壊的イノベーションのジレンマ。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/10/blog-post_37.html
しかし、時代をリードするような政治家が、大きな改革を成し遂げることもたまにある。
田中角栄の日本列島改造論、中曽根康弘による行財政改革、小泉劇場による郵政民営化・・・
初期条件は歴史の流れを大きく左右するけれど、時代の流れが改革の下地を用意することもあるのだろう。
3 基軸通貨
現代の基軸通貨はドルである。アメリカの覇権がドルを基軸通貨たらしめているのか、あるいは、基軸通貨ドルの力がアメリカの覇権を裏付けいるのか。
いずれにしても、現状の完成されている国際金融システムを変革することが、非常に困難であることは確かである。
おそらく、第三次世界大戦のようなことが起こらない限り、ドルの基軸通貨としての地位は、今後しばらく維持されるのだろう。
・#400 ロシアのウクライナ侵攻はあるのか?日本はどうするつもり?(髙橋洋一チャンネル)
・#402 中国人民元が日本円を抜いた?チャンチャラおかしい、価値のない報道(髙橋洋一チャンネル)
・#403 日本は中国依存から脱出できるのか?(髙橋洋一チャンネル)
・私的中国経済論ガイダンス。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2019/02/blog-post_17.html
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