R元年度第1回高認物理基礎大問2解説
大問2
問1【ばねにはたらく力】
10Nの力で引くと0.2m伸びるばねを、図のように2本直列につなぎ、一端を壁に固定し他端を10Nの力で水平に引く。左のばねをA、右のばねをBとし、A、Bにはたらく力と全体の伸びについて説明している文として正しいものはどれか。
・AとBにそれぞれ10Nの力がはたらき、それぞれ0.2m伸びるので、全体の伸びは0.4mになる。
砂を少しずつ加えると、容器は少しずつ沈んでいく。
容器と砂の質量の和が何gをこえるとこの容器は完全に沈むか。
ただし、容器の体積は外寸(外側の大きさ)から求めたものであり、油の深さは容器の長さよりも十分に大きいものとする。
問2【アルキメデスの原理】
体積200 \mathrm{cm^3}の円筒形の容器に砂を入れ、密度0.9g/cm^3の油に入れると、図のようにある長さだけ沈んで静止した。砂を少しずつ加えると、容器は少しずつ沈んでいく。
容器と砂の質量の和が何gをこえるとこの容器は完全に沈むか。
ただし、容器の体積は外寸(外側の大きさ)から求めたものであり、油の深さは容器の長さよりも十分に大きいものとする。
・容器が完全に沈んだときに容器にはたらく浮力は、0.9 \times 200 = 180(g)
【参考】
・アルキメデスの原理と積分。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2021/12/blog-post_9.html
問3【最大静止摩擦力】
図のように、質量2kgの物体を摩擦のある水平面に置き水平に引く。引く力を徐々に大きくしていったとき、引く力が何Nをこえると滑り出すか。
ただし、物体と水平面との静止摩擦係数を0.5、重力加速度の大きさを9.8 \mathrm{m/s^2}とする。
・垂直抗力の大きさ(物体にはたらく重力の大きさ)は、2 \times 9.8 = 19.6N
【参考】
・H30年度第1回高認物理基礎大問2解説:https://tanakah17191928.blogspot.com/2023/06/h30_12.html
質量を2m、加える力を2Fに変えて、同様の実験を行った結果から表されたグラフとして最も適するものはどれか。
ただし、グラフの目盛りはすべて同じである。
・物体の質量をm、加速度をa、物体にはたらく力をFとすると、運動方程式はma = F最大静止摩擦力は0.5 \times 19.6 = \dfrac{1}{2} \times 19.6 = 9.8N
【参考】
・H30年度第1回高認物理基礎大問2解説:https://tanakah17191928.blogspot.com/2023/06/h30_12.html
問4【運動方程式】
図は、水平で摩擦のない床に質量mの台車を置き、水平方向に一定の力Fを加えたときの台車の運動を記録テープに記録し、その結果から時刻tと速度vの関係をグラフに表したものである。質量を2m、加える力を2Fに変えて、同様の実験を行った結果から表されたグラフとして最も適するものはどれか。
ただし、グラフの目盛りはすべて同じである。
質量と加える力をそれぞれ2倍すると、2ma = 2F
よって、ma = Fとなる。
よって、ma = Fとなる。