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ジェレミ・ベンサム。

1 功利主義の元祖

 ベンサムはイギリスの政治哲学者であり、功利主義の元祖である。
その代表作が『道徳及び立法の諸原理序説』である。
興味があれば、是非原文(An Introduction to the Principles of morals and Legislation)を読んで勉強してほしい。

功利主義、最大多数の最大幸福は一般にひどく誤解、曲解されている。
私のような浅学非才が書く駄文を読むよりも、下記のような良記事を読めばその誤解も解けると思う。
ベンサムの功利主義The Gravity of Justice
ベンサム『道徳および立法の諸原理序説』を解読するPhilosophy Guides

2 政治哲学

 もちろんベンサムの素朴な功利主義を信奉する者として、ロールズの正義論、サンデルのようなコミュニタリアンを論難することもできるのだけれど、政治哲学については今はもうそんな情熱も冷めてしまった。
・これからの「正義/幸福」の話をしてみたい。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2014/12/blog-post_17.html

ただ、ベンサムの後継者とされるミルについてだけ少し言及すれば、快楽に低級なものと高級なものがあるという論法はあまり好きではないけれど、他者危害排除の原則はその通りだと思う。
他者危害排除の原則こそ、自由主義の真髄ではないだろうか。
・快楽を低級なものと高級なものに分類する必要はない。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/10/blog-post_49.html

彼の『自由論』も、原文(On Liberty)で読みたい論文である。

3 現代功利主義

 ロールズの『正義論』は、政治哲学の分野ではまさに画期的な業績であり、ロールズ以降の正義論はその主張を正当化する際に、ロールズに言及しない訳にはいかなくなった。

しかし、功利主義は、とりあえず批判するためだけに言及されるだけの、過去の遺物になり果ててしまった訳ではない。
現在でも古典的な功利主義を支持する研究者さえいるし、古典的な功利主義から現代功利主義へと進化させた研究者もいて、今もそれは生きながらえている。

現代功利主義の哲学者として有名なのはシンガーだろう。
「彼の『動物の解放』は有名である。
動物の権利や菜食主義の、正に思想的根拠となっている。」
・培養肉の衝撃。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2019/05/blog-post.html

4 私見

 私見はあるにはあるのだけれど、学術的にも社会的にも大して有用な代物ではないので、ここではあえて言及しない。
数年前、個人的にそういうことを一生懸命に研究していたので、このブログ内にも功利主義に関する記事がまだいくつか残っている。

通信制大学院を利用して、それを論文としてまとめようかと準備していた時期もあるけれど、今はもうその熱も冷めてしまった。
そう、鉄は熱いうちに打たなければ、当たり前だけれど冷めてしまうのだ。

「いつやるか? 今でしょ!」

そう、今やらなければ、おそらくそれは、一生できないかもしれないのである。
・人生と学歴、いつか熱は冷めて夢は進化する。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/09/blog-post_6.html

この記事を英語で読む。

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